【パン作りのこだわり②】シンプル編
ベーカリー製造担当・YUKAです。
12月になりぐーっと寒くなりましたね。
今日はこだわり②シンプルについて〜
パンの材料、特に粉に愛着がある私はその粉を味わいたいのです。
そうなると、パンの材料はできる限りシンプルに、粉、水、塩、少量のイースト。
イーストは糖分で活動するので(パンを膨らませる)ほんの少しのてん菜糖。
ちなみに自家製酵母の場合、私はドライフルーツのレーズンでおこしているので酵母はレーズンの糖分を食べて活動します。
東京ロマンティックベーカリーの商品でチーズカンパーニュだけは、私のこだわりで自家製酵母を使って焼いていますので、パンは本当にシンプルに粉、水、塩、酵母だけです。
ご飯もよく噛んで食べると甘みを感じるように、シンプルなパンもよく噛んで食べると粉の香りや旨味を感じる事ができます。
旅食に合わせて、チャパティも自家製で焼いていますが、チャパティこそ究極の配合です。
全粒粉、塩、水のみで焼き上げます。
たったこれだけの材料でフライパン、直火で焼き上げたチャパティの美味しさは…格別ですよ。インドのお母さん、すごい!
もう一つのシンプル。
それは、焼く道具。
温度計もタイマーも付いてない古いガスオーブンと7000円弱で買えるアイリスオーヤマのオーブンでパンを焼いています。(なので、数もたくさん焼けませんし、火加減の難しいガスオーブンでよく火傷します😓)
某メーカーの遠赤外線とか石窯とか…そういうオーブンだったらもっと形のきれいなパンがやけるのだろうけれど〜なんて思う時もありますが。
そこもシンプルにこだわった、私の挑戦です☺️